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【背景】くぼた裕之

街の安全・安心

災害に備えた雨水対策の強化

令和5年度には、近年頻発する集中豪雨や局地的な大雨による浸水被害に備えるため、春日台第3団地における雨水排除施設整備事業を実施しました。本事業では、雨水を速やかに排除するための施設整備を行い、住宅地における道路冠水や敷地内浸水のリスク軽減を図っています。
こうした雨水対策は、住民の生命・財産を守るだけでなく、日常生活の安全性や安心感を支える重要なインフラ整備です。杉戸町では、災害が発生してから対応するのではなく、**被害を未然に防ぐ「事前防災」**の観点から、計画的な整備を進めています。

空き家の適正管理による防犯・生活環境対策

同じく令和5年度には、増加する空き家問題に対応するため、「杉戸町空家等対策協議会」を設置しました。管理が行き届かない空き家は、倒壊や火災、不法侵入などの危険性があるほか、防犯面や景観面においても地域の不安要因となります。
協議会の設置により、空き家の実態把握、適正管理の促進、必要に応じた指導や助言を行う体制を整え、町として組織的かつ継続的に対策を進められる環境を構築しました。これにより、地域の安全性の確保と、住民が安心して暮らせる生活環境の維持につなげています。また空き家問題は、その6割が相続に関することが原因となっています。そこで、空き家の増加を防ぐため、令和7年度には「相続おしかけ講座」を開催いたしました。

避難所となる小中学校への空調機設置

令和6年度から、災害時の避難環境を大きく改善する取り組みとして、避難所に指定されている町立小中学校への空調機(冷暖房エアコン)設置事業を開始しました。体育館は多くの住民が一時的に避難する場所であり、夏季の猛暑や冬季の厳寒時には、体調を崩すリスクが高まります。
空調機の設置により、高齢者や子ども、体調に不安を抱える方も含め、避難者がより安全に過ごせる環境が整備されました。力の向上だけでなく、「避難所の質」を高める取り組みとして大きな意義を持っています。この事業は令和6年度に設計を行い、令和7年度に工事を実施いたしました。本工事には4億円以上の費用を要しましたが、その約7割については地方交付税措置のある有利な地方債を活用することで、町の実質負担を約3割に抑えております。

防犯カメラ設置による地域の見守り強化

令和6年度には、小学校や幼稚園への防犯カメラの設置を推進し、地域の見守り体制を強化しました。防犯カメラの設置は、犯罪の抑止効果が期待できるだけでなく、万が一の際の早期対応や状況確認にも役立ちます。
この取り組みは、警察や地域住民による防犯活動を補完するものであり、子どもを安心して育てられる環境づくりを支える重要な施策です。町全体で安全を守る意識を高めるとともに、地域の安心感の向上につなげています。令和8年度には杉戸高野台駅西口と東口に各2台の防犯カメラを設置いたします。

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