
政策・教育
現状と課題
これまで杉戸町における学校給食費は、保護者の皆さまにご負担いただいておりましたが、令和8年度より、小学校の給食費を完全無償化するとともに、中学校については第2子以降の給食費を無償化いたします。近年は物価の上昇が続いており、食材費や光熱費の高騰が家庭の家計に影響を及ぼす中、給食費の負担について不安や負担感を抱く声も聞かれるようになっていました。
また、子育て世帯を取り巻く環境は多様化 しており、家庭の経済状況によって教育にかかる負担の感じ方にも差が生じています。子どもたちが毎日口にする学校給食は、成長期の健康を支える重要な役割を担っており、安定的に提供していくための仕組みづくりが、町としての課題となっています。

なぜ給食費の段階的無料化なのか
給食費の無償化は、子育て世帯への直接的な支援として大きな意義を持つ一方で、継続的な財源の確保が不可欠な施策でもあります。そのため、急激な制度変更ではなく、町の財政状況や今後の見通しを踏まえながら、段階的に進めていくことが現実的であると考えています。
段階的な無料化とすることで、制度の持続性を確保しつつ、将来にわたって安定した給食提供体制を維持することが可能になります。また、国や県の支援制度の動向も見極めながら、町単独での過度な負担とならないよう配慮することが重要です。こうした点から、段階的な給食費無料化は、現実性と責任ある判断の両立を図る施策であると位置づけています。

実現による効果
令和8年度から、小学校の完全無償化と、中学校の第2子以降の無償化を実施いたします。給食費の負担軽減は、子育て世帯の家計を直接的に支える施策であると同時に、すべての子どもが安心して学校生活を送るための環境づくりにつながります。家庭の経済状況に左右されることなく、子どもたちが等しく給食を受けられることは、教育の公平性の観点からも重要です。
また、給食は食育の場としての役割も担っており、安定した提供は子どもたちの健康や成長に直結します。給食費の段階的無料化を通じて、「子育てしやすい町・杉戸」という姿勢を明確にし、将来にわたって安心して子育てができる環境づくりを進めてまいります。


行政としての役割
給食費の段階的無料化を進めるにあたって、行政には制度設計と財源管理の両面での役割が求められます。単に負担を軽減するだけでなく、給食の質や安全性を維持・向上させながら、安定的 な運営を継続していくことが不可欠です。
町としては、財政状況を丁寧に検証しながら、どの範囲から、どのような形で負担軽減を進めることが適切なのかを慎重に検討していきます。また、保護者や学校現場の声を踏まえつつ、制度の透明性を確保し、理解を得ながら施策を進めていくことが重要であると考えています。




