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【背景】くぼた裕之

重点政策 -万全の備えで命を守り抜くまちへ-

医療・防災・防犯

杉戸町の現状と課題

医療・防災・防犯は、町民の皆さまが安心して暮らし続けるための最も重要な基盤です。
杉戸町には現在、高度医療や救急医療を担う中核病院が立地しておらず、夜間や緊急時には町外の医療機関に搬送せざるを得ない状況が続いています。高齢化の進行に伴い、医療ニーズは今後さらに高まることが見込まれる一方、身近な場所で必要な医療を受けられないことへの不安は、町民の皆さまにとって現実的な課題となっています。
また、子育て世代にとっても、救急医療体制の充実は住み続けられる町かどうかを判断する重要な要素です。医療体制の強化は、単に病院を増やすという話ではなく、町の将来像や定住・転入にも直結する基盤整備であり、避けて通れない課題であると認識しています。
さらに近年は、集中豪雨や大型台風、地震など自然災害のリスクが高まるとともに、地域コミュニティの希薄化や防犯面への不安も指摘されています。
安心して暮らせる町であるためには、医療体制の充実だけでなく、防災・減災対策や防犯対策、地域で支え合う仕組みづくりを一体的に進めていくことが必要です。

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なぜその政策を掲げるのか

私は、町民の皆さまの命と暮らしを守ることこそが、行政に課せられた最も重要な使命であると考えています。また、「住みたい町」であるためには、同時に「安心して暮らし続けられる町」でなければなりません。子育て世代にとっても、高齢者にとっても、身近な地域で必要な医療が受けられる安心感は、暮らしの質そのものにつながります。
そのため私は、近隣自治体とともに進めている中核病院誘致に向けた取組を推進するとともに、既存病院や診療所、福祉施設との連携を強化し、地域全体で支える医療体制の充実を図ります。
これは、既存の医療機関を否定したり、単に大きな病院を一つ建てれば解決するという考え方ではありません。現在地域医療を支えてくださっている病院や診療所、福祉・介護施設との連携を大切にしながら、そのネットワークをさらに強くすること、そして将来を見据えた中核的な医療機能の整備を目指すこと、その両方が必要であると考えています。
さらに、防災・減災対策を進めることで災害に強い町づくりを推進するとともに、地域コミュニティの連携や防犯対策を強化し、日常から支え合える地域づくりを進めていきます。
医療・防災・防犯はそれぞれ別の政策ではなく、すべてが「もしもの時も安心できる杉戸」を実現するための大切な基盤であると考えています。

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行政としての役割

中核病院の誘致は、町単独で完結する事業ではなく、国や県、近隣自治体、そして民間医療法人との連携が不可欠です。行政の役割は、病院を「建てる」ことそのものではなく、医療機関が進出しやすい環境を整えることにあります。
具体的には、用地確保に向けた調整や、道路・上下水道といったインフラ整備、関係機関との協議を丁寧に重ねることが求められます。また、医療提供体制や地域医療構想との整合性を図りながら、現実的かつ持続可能な形で計画を前進させていくことが重要です。
私はこれまで、中核病院の誘致実現を目指し、宮代町との広域連携を進めてまいりました。宮代町長との協議を重ねるとともに、建設候補地の地権者である東武鉄道との懇談を実施し、病院整備の可能性について意見交換を行ってきました。さらに、宮代町長と連名で埼玉県の大野元裕知事に対し、「東武動物公園駅周辺への病院整備に関する要望書」を提出し、県への正式な要望活動を実施しました。
中核病院の整備には、医療圏における病床数の課題や県との調整など、多くのハードルがあります。しかし、だからこそ行政が先頭に立ち、関係機関との調整を積み重ね、実現に向けた道筋をつくることが重要であると考えています。
加えて、既存病院や診療所、福祉施設との連携強化、防災基盤の整備、防犯環境の向上、地域コミュニティ活動の支援なども行政の重要な役割です。
町としては、拙速な判断や過度な負担を避けつつ、必要な調整を着実に積み重ねることで、将来にわたって安心できる医療・防災・防犯体制の構築を目指していきます。

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実現による効果

中核病院が整備されることで、救急医療体制の充実や医療アクセスの向上が期待され、町民の皆さまが日常生活の中で抱える医療への不安を大きく軽減することにつながります。特に、高齢者や子育て世代にとって、身近な場所で必要な医療を受けられる環境は、安心して暮らし続けるための重要な条件となります。
また、既存病院や福祉施設との連携強化により、地域全体で支える医療体制の充実が図られます。
さらに、防災・減災対策や防犯対策の強化により、災害や犯罪に強い地域づくりが進み、町民一人ひとりがより安心して生活できる環境が整います。
医療・防災・防犯・地域コミュニティがバランスよく機能することで、定住促進や転入の後押しにもつながり、将来にわたって選ばれる町としての魅力が高まっていきます。
中核病院の誘致は、一朝一夕に実現するものではありません。しかし、町の未来を支える重要な投資であり、安心して暮らせる杉戸町を次の世代へ引き継ぐための大切な取組です。
町民の皆さまの理解と協力を得ながら、現実的な歩みを積み重ね、「もしもの時も安心できる杉戸」の実現を目指してまいります。

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